Field of Ideas

ルービックキューブの日本大会で2度(2007年、2012年)チャンピオンになったことくらいがとりえの、社会の歯車によるブログ。

君は「平沢進」を知っているか/カフェバー「GAZIO」に行ってきた

私は4年前から、平沢進というミュージシャンの音楽を聞いている。

ただ、平沢進という人が何者なのか、意外とご存じない方が多いかもしれない。かくいう私も4年前にtwitterでフォローするまでは全然知らなかったのだ。

この男は、1979年にバンドP-MODELのギターボーカルとしてメジャーデビューして以来、独自の活動を続ける希有なミュージシャンなのである。

エレクトロミュージックを基本とするが、その作曲の幅は広く、パンキッシュな音楽からプログレッシブ・ロックの影響を受けた曲、果てはタイでの経験を生かした曲を生み出している。

 

たとえば、長州力の入場曲「パワー・ホール」。この曲を聞いたことある人はたくさんいるだろう。

実はこの曲は、平沢進によって作曲・編曲されたものなのである(レコード会社の権利問題ゆえ『異母犯抄』という変名であるが。)。

氏はプロレスについて無知だったらしく、なおかつ「YM○っぽい曲」というオーダーにカチンときたらしい。

それゆえ、トラックを3つ(リード・ベース・ドラム)しか使っていない(自称「手抜き」)かなりシンプルな構成になっているが、

それでもなお大変印象的なナンバーとして現在でも随所で使用されている。

 

最近はベルセルクの音楽で有名であろう。

たとえば、PS2ソフトのOPテーマ「Sign」。この曲がきっかけで本人出演のニコニコ生放送まで組まれるほどである。ワージッ!


BERSERK(PS2)01-オープニング - YouTube

 

他にも代表作を上げて行けばキリが無いが、僕はそんな個性豊かな平沢進の音楽に魅了されたのである。

いずれ、Rhapsodyのそれのように、平沢進作品についてのレビューも書くことになるだろう。

 

 

さて。平沢進はネットの情報によると、茨城県つくば市に拠点を構えてるそうなのである(本人は「つく頂(筑波山の山頂)」と自称しているが)。

私も父の仕事の都合でつくばに越して長いので、このような大物ミュージシャンが近所に住んでるなんて、想像だにしなかった。

あのヒラサワが、近所にいる。そう思うだけでもかなりわくわくしたものであった。

 

そして今年4月、思いもよらなかった情報が入る。

平沢進の「人の兄」である平沢YOU1(裕一)が、つくばにカフェバー「GAZIO」を開いたのだ。

しかも、調べてみればつくば駅からさほど遠く無い。

これはヒラサワのファンとしては行くべきだろうと思ったのだ。

 

そして先週のある日、私は勇気を出してGAZIOの門を開いたのである。

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(これが「GAZIO」の門だ!)

 

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ブログ五月病が止まらない/毎日が楽しくなってきた/キューブのモチベーションが枯渇している

五月病が治まらない。しかも、ブログに限って五月病である。

元々自分は筆まめでは無いのかもしれないが、問題はそこには無い(と思う)。

twitterくらいならそれこそ毎日のようにぼこぼこ書けるのだが(@M_Gunji以外にもアカウントを持っている、ということだけ示唆しておく)、

140字の文字情報を拡張してなにか書けるかと言われたら、まあ膨らませて書こうと思えば書けるのだろうけれども、書けないのだ。

書いた所でその記事が他の人に利益を与えられるかと与えられるかというと、それだけのものが書けるとも思えないのだ。

もっと言うと、書くだけの体力が無いのだ。

 

これはブログにかまける体力が無くなるほど充実した生活を送ることができているのだと思えばいいのだろうか。

たしかにここ最近楽しい。

友達とごはんを食べながら色々喋る機会も増えたし、同じ趣味を持った人にも多く出会えた。

学校も昨年と比べて格段に楽しい。毎日に張りがあるような気分なのである。

なにしろ大学に行けば行く程、自分の無知と頭の錆び付き具合に気がつくのである。

錆びた頭を動ける頭にするために、知恵を吸収し活動する。その上で頭を休ませるようなことを思い切りする。

そのうえで、学友とバカみてぇなことをする。これぞ僕がやりたかったことなのだ。

このようなことがあって、昨年よりは全うな大学生活を送ることができているんじゃないかなと思うのだ。

 

僕は学者にはなれない。ただ、頭を動かすことは好きである。

したがって残りの大学生活は、頭を思い切り動かして、新しい地平を切り開いていきたいなと、改めて思ったのだ。

 

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(某所ビーフステーキ。ごはんとみそ汁がついて500円。安い!)

 

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ブログ五月病真っ盛り/リアルが充実しているということにしてくれ(言い訳)

見事なまでに更新の間隔をでっかく開けてしまった。

もちろん何も無かった訳ではない。ただ、色々とやることが多過ぎて、ブログに感ける余裕が無いのだ。

もっともこの1週間のことを思い出そうとしても出てこない。はっきりと覚えているのは、酒を飲みまくったことだ。

 

「え、この年にしてアル中?」

 

ちがーう!!付き合いというものがあるんだ。

僕はどうしても居酒屋などでお酒を飲む機会があると、飲んで食って飲んで食うのである。

 

「だから太るんだね!」

 

うるさーい!!!最近はちゃんと管理しとるがな。

もっとも、体重は減ってないが。先週68.9kgを記録して以来平行線である。

 

「もういっそ体を鍛えればいいんじゃないですか?」

 

筋トレ?うっ、頭が......

 

 

以上、ひとりtwitter

以下はとりあえずの「次回予告」案である。

この中には実際に文章にしつつあるものもあれば、タイトルだけ考えてほったらかしにしているものもある。

ブログに掲載されている記事が1軍とするならば、以下のタイトルは2軍で調整中のネタなのである。

 

・Rhapsody 3rdアルバムレビュー

・いま、平沢進がアツい!

・ゲーム下手な私が、有野課長に触発されて超魔界村をクリアするまでプレイしてみた

・自炊王Gunji

・求む、オレの曲を流してくれるDJ(いねーよ)

・学生DTMerに告ぐー 通学DTMのすすめ

・スピードキューブのカリスマ「中島悠」

・まど☆マギの鹿目まどかちゃんはかわいい!

 

以上がいずれブログに書こうと思って温めているネタの仮タイトルである。

この中で温まったものはどんどん文章化してブログに掲載していこうと思うので、軽く頭の片隅に置いて下されば幸いである。

 

 

というわけで、今ブログ最短の記事となってしまうが、今日はここで筆を置く。

次はいつ更新できるのか。五月病が終わらない。

イタリアのメタルバンドRhapsodyが紡いだ物語 -第二章 Symphony of the Enchanted Lands-

イタリアのメタルバンドRhapsodyが紡いだ「Emerald Sword Saga」。

今回の記事ではその第二章にあたる「Symphony of the Enchanted Lands」について語ろう。

みんな、待ってたかい?

 

 

「待ってねーよ!オレたちはそんなのよりお前のキューブの話が読みたいんだよ!」

 

えー。今キューブネタが枯渇しているので、ちょっとそこはご了承を。

 

シンフォニー・オブ・エンチャンテッド・ランズ

シンフォニー・オブ・エンチャンテッド・ランズ

 

さて、「Symphony of the Enchanted Lands」。日本語で言う所の、「魔法の国々の交響曲」。まァ、そのまんまである。

アルバムは前作に比べて、サウンドがよりシンフォニックになっている。

前作はどちらかと言うとハロウィンの「守護神伝」みたいなパワー・メタルの要素が強かったが、

今作はよりオペラティックで複雑なアレンジになっている。

ラプソディーの作品はその映画音楽的な作風から「ハリウッド・メタル」と呼ばれているのだが、

このアルバムはまさにその「ハリウッド・メタル」を体現した作品に仕上がっているのだ。

 

それでは、各々の曲解説に入ろう。

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他は全開、ブログだけ5月病/「風のクロノア」と私

フハハ、ブログを1週間休むと言っておきながら、実に2週間近く休んでしまった。

もちろん何もしてなかった訳ではない。GW中は色々遊び歩いたり、曲を作ったり、野猿二郎に行ってきたり、映画を観たり、バナナマンのライブDVDを観たりしていた。

ただ、そのことをブログに書けばいいものの、「面倒くせぇ」と思ってしまって何もすることなく、

気がつけばすっかり5月11日。おお、GWはもう終わっているのに私は一体何をしていたのだろう。

もちろん、大学の授業をサボって遊び歩いていたわけではない。

そういう人を腹の中でせせら笑いながら、元気に通学していたのである。

ただ、久しぶりの大学は元クズ勢の私にとってなかなか体力的に厳しい。

結局大学に行って、帰ってきたらぼーっとするだけの日々を送っていたのである。

我ながらクソである。

 

まあ、学生の本分を守れただけでも十分だと考えて、今後はブログの更新ペースをゆっくり落として行こうと思う。

流石にまだ毎日書くには、体力も引き出しも表現力も足りないのだ。

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ラーメン二郎八王子野猿街道店2の小豚全増し。二郎の中でもなかなかバイオレンスな見た目だ。)

 

以上、日記。

以下は私が感銘を受けたゲームについて書こうと思う。

実を言うと私はテレビゲームが好きで、様々なゲームで遊んでは感動を覚えたものだった。

このブログでは今まで「ゲームセンターCX」について書いたことはあったものの、ゲームそのものについて書いた事は無かった。

この話題に関しても溜まっているものがいっぱいあるので、ここにちょこちょこと吐き出していきたいとおもう。

今回は、「風のクロノア」について書こう。

風のクロノア

風のクロノア

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