Field of Ideas

ルービックキューブの日本大会で2度(2007年、2012年)チャンピオンになったことくらいがとりえの、社会の歯車によるブログ。

他は全開、ブログだけ5月病/「風のクロノア」と私

フハハ、ブログを1週間休むと言っておきながら、実に2週間近く休んでしまった。

もちろん何もしてなかった訳ではない。GW中は色々遊び歩いたり、曲を作ったり、野猿二郎に行ってきたり、映画を観たり、バナナマンのライブDVDを観たりしていた。

ただ、そのことをブログに書けばいいものの、「面倒くせぇ」と思ってしまって何もすることなく、

気がつけばすっかり5月11日。おお、GWはもう終わっているのに私は一体何をしていたのだろう。

もちろん、大学の授業をサボって遊び歩いていたわけではない。

そういう人を腹の中でせせら笑いながら、元気に通学していたのである。

ただ、久しぶりの大学は元クズ勢の私にとってなかなか体力的に厳しい。

結局大学に行って、帰ってきたらぼーっとするだけの日々を送っていたのである。

我ながらクソである。

 

まあ、学生の本分を守れただけでも十分だと考えて、今後はブログの更新ペースをゆっくり落として行こうと思う。

流石にまだ毎日書くには、体力も引き出しも表現力も足りないのだ。

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ラーメン二郎八王子野猿街道店2の小豚全増し。二郎の中でもなかなかバイオレンスな見た目だ。)

 

以上、日記。

以下は私が感銘を受けたゲームについて書こうと思う。

実を言うと私はテレビゲームが好きで、様々なゲームで遊んでは感動を覚えたものだった。

このブログでは今まで「ゲームセンターCX」について書いたことはあったものの、ゲームそのものについて書いた事は無かった。

この話題に関しても溜まっているものがいっぱいあるので、ここにちょこちょこと吐き出していきたいとおもう。

今回は、「風のクロノア」について書こう。

風のクロノア

風のクロノア

 

風のクロノア」 。

1997年にナムコから発売された、プレイステーション用のゲームである。

このゲームを初めて見たのは、友人宅であったと記憶している。

なんだか不思議なゲームだった。敵を引き寄せて、それを手に取って投げることにより、敵を倒す。

今までに無かったアクションをしていたのだった。

グラフィックもプレイステーションの力を発揮した綺麗なもので、当時小学生だった私はすっかりこのゲームに魅了されていた。

 

難易度もさほど高くはなく、気がつけばエンディングまで到達していた。

エンディングにも色々あるが、このゲームのそれは小学生にはあまりにも衝撃的で、とても悲しく、それでいて美しいものである。

どんなものかは是非とも自分の目で確かめて欲しい。

 

今思うと、このゲームがほろ苦いエンディングの入り口だったかもしれない。

道理で「MOTHER3」を一般的な2のファン以上に高く評価し、「魔法少女まどか☆マギカ」を20回も観てしまうくらいハマったのだと思うと、やっぱりこのゲームの私にもたらした影響は甚大であると痛感するのである...

 

「長いよ!」

 

まぁ、それほどに当時の私に深い印象を与えたのだった。

 

高校生になった後で、PS2に移植されていると知り、中古でそれを購入した。

ナムコレクション

ナムコレクション

ほぼ完璧に移植されていた。小学生の時のおぼろげな記憶が、自分でプレイすることによってどんどん蘇って行く。

 

高校生になって改めて聞いてみたが、音楽も大変素晴らしいものだった。

サウンドトラックの作曲者は合計8人いるそうだが、どれもゲームの世界観を壊すことのない、雰囲気に合ったものだった。

これがプロの仕事か、と深く感動したものであった。

 

なにより自分で遊んだ後に観るエンディングほど、感慨深いものは無かった。

ゲームの存在を知ってから実に10年越しのクリアだったから、その感動たるや計り知れないものがあったのだ。

 

今思うとこのゲームのせいだろうな。僕がケモナーになったのは。

 

 

「うわっ、きもちわる......」

 

 

なんだよ気持ち悪いって!謝れ!オレじゃなくて全国のケモナーに謝れ!

 

 

ちなみに、このゲームのキャラクターはゲームの雰囲気を壊さぬために「フォントマイル語」という造語で喋るのだが、

Wii移植版はどういうわけか日本語でキャラクターが喋る設定もできるようになってしまった。

老害チックなことを言うが、正直要らねえだろ!その音声データでもっと他の事が出来たでしょうに。

風のクロノア door to phantomile

風のクロノア door to phantomile

 

あと、私はあまり知らないのだが、「リトルバスターズ!」というPCゲームがある。

CLANNAD」を作ったスタッフの、恋愛アドベンチャーゲームだ。

リトルバスターズ! Converted Edition

リトルバスターズ! Converted Edition

この作品に出てくる能美クドリャフカというロリ、もとい少女の口癖が、

クロノアと同じ「わっふー!」なのだ。

どちらも犬っぽいし、これはきっと偶然の一致ではなくパロディに違いない!と思うのだが、どうだろうか。

 

最後に、「風のクロノア」に対する、とあるゲーム制作者のtweetを引用して、今回の記事を締めたい。

 

 

「引用って、それかよ!」

 

だって、好きなんだもん。

 

「っていうか、あの人って脚本家じゃないの?」

 

え、元々はゲーム制作者だぜ。

Phantom of INFERNO」とか知らない?