Field of Ideas

ルービックキューブの日本大会で2度(2007年、2012年)チャンピオンになったことくらいがとりえの、社会の歯車によるブログ。

魔法少女まどか☆マギカと私(3)

今日はTSUTAYA6本ものDVDを借りた。

ちょくちょく借りているものなのだが、学生ニートの私にとってそれを買うにはちょっと高すぎる。なにせ、 6本もあるのだ。

だが、観たかったのだからしょうがない。なにか節目があると思わず観たくなるのである。

 

借りたのはもちろん、「魔法少女まどか☆マギカ」である。

 

 

というわけで、これから一週間くらい、このブログはまどかマギカのことについて語りまくるブログとなる、かもしれない。

なにしろ大好きなあまり20回は観てしまったのである。

私はいままで生きてきた中で、ひとつの映像作品を何度も観まくるといった経験は殆どない。

小さい頃に古いディズニー作品を何度か観たくらいだろうか。

21という歳になって、よもや1本のアニメにモーレツなまでにハマってしまうなんて、かつての私は想像すらしなかったのだ。

 

「いいから、本論に入れよ」

 

はい。

 

 

 

さて。 (2)の続きである。

201111月の末頃だろうか。私は友人とカラオケに行っていた。

カラオケに参加したメンバーはアニメを観る人が多く、当然のようにアニメソングを歌うカラオケとなった。

私はあまりアニメソングを知らないので、「だんご3兄弟」だの「金太の大冒険」だの「勇者王誕生!」(ツッコミ待ち)を歌うくらいで、あとは聞き役に徹していた。

そのときだった。私はある友人が入れた曲にはっとするのである。

曲は、Clarisの「コネクト」。

そう、まどかマギカのOPテーマソングである。

 

「ああ、まどかマギカのうたってこんな曲だったよねえ」

私はそう思いながら、歌っている人の横で「謎の白い液体とは!?」などと茶々を入れていたのである。気がつかれなかったが。

 

歌い終わった後で、私は友人に対しこう言った。

「このアニメ、最終回は観たんだけど、それ以外は観た事ないんだよ。いつかは全部観たいと思うんだけどね」

 

すかさず友人が「それはもったいない、いますぐ初めから観るべきだ」と言ったのは言うまでもない。

私はこの時、このアニメのDVDを借りることを決断したのである。

 

 

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(予告していた通り、3月12日に作った晩ご飯。サラダうどん。) 

 

時は流れて、記憶が正しければ12月初頭頃。私はGEOでまどかマギカのDVDを借りた。

当時はまだ「新作」扱いだったのが難点だったが、自分がすごく気になっていて、人からも視聴を勧められるくらいのアニメだから、「みんな借りるしかないじゃない!」

……と、いきたいところであったが、当時働いてなかった私はお金が手元にあまり無かったので、まずは12巻を借りたのである。

 

早速、1巻を視聴したら、私はある驚きのシーンを目の当たりにする。

あるキャラクターが最終回とは全然違う性格をしていたのである。

 

 

「ええっ、この娘って最初はこんなキャラだったの!?」

 

 

私は面食らってしまった。

しかし、よくよく考えると、回を経てキャラクターの性格が変わるというのは、要するにどこかで「本性を表す」ということなのである。

「ははあ、ここがおもしろいポイントなのだな。」

かくして、私は興味深く観進めていった。

 

 

次に私の興味を惹いたのは、第3話である。

そう、ネット上で阿鼻叫喚が巻き起こり、私がまどかマギカにちょっと関心を持った回だ。

「なるほど、こうなったからみんなが嘆いたのだな」

見終えた私は思わずやりとした。

そしてその悲しみの大きいシーンの後、作品の雰囲気が1、2話の感じから一変していったのだ。

私はこの結末を既に知っているはずのアニメに期待を持ち、視聴し終えてすぐに3、4巻を借りに行くのであった。

 

 

 

うーん、今日もまたA4用紙3枚分も書いてしまった。

でも、好きなのだからしょうがない。

本当はもっと書きたいのだが、流石にこれ以上長くすると「長いわ、ボケ!!」と言われてしまいかねない。

 

 

「いや、今の時点で相当長いっすよ」

 

 

……すまんな。

 

ともかく、私がまどか☆マギカに抱いた印象を書くには、A4用紙3枚ごときではまだまだ足りないのである。

あまり記憶力が良く無く、一昨日食べたごはんすら思い出せない私が、はじめて観た時の印象を鮮明に覚えている。

それほどまでに、私にとってまどかマギカは強烈だったのである。

というわけで、この「魔法少女まどか☆マギカと私」は、すくなくとも1週間は続きそうである。

私の気が変わらなければ、だが。ごめんあそばせ。