「魔法少女まどか☆マギカ」と私(1)
いま、明治大学でアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の等身大原動画展をやっているそうだ。
なんでも、アニメの原画および動画をキャラクターの設定に合わせて拡大したものを展示しているらしい。
あのアニメを20回くらい繰り返し観た根っからのファンである私にとって、ぜひとも一度は行ってみたいと思うのだが、
なにしろ通学定期券が切れているので、電車で往復2300円かかってしまう。
現在仕事の殆ど無い私にとって、これは非常に厳しい。
さらに現在いつどうなるか分からない予定も抱えているので、今回は見送ることにした。
勿体ない気もするけれど、まあ仕方ない。
さて。みなさんは「魔法少女まどか☆マギカ」というアニメをご存知だろうか。
「そりゃあ、こんなブログ読んでるくらいだから知ってますよ」
「こんな」とは何かねキミ。ここも際物扱いか...
「ひとりでそんなこと考えてるんですか?正直痛いっすよ」
ごめん。本題に戻る。
私がこのアニメの存在を知ったのは、2011年1月。
2度目(私は高校卒業後1年浪人している)のセンター試験が終わった頃、気分転換にネットを徘徊していたときだった。
私にはアニメ関連の記事をみて、「ああ、いまのアニメオタクはこんなので喜んでいるのか」とお腹の中で思うという性格の悪い一面があり、
その時もそんな態度でネットの反応をまとめたブログを読んでいた。
だが、ここでネットでの反応が他とは異質な作品を見つけたのであった。
それが、「魔法少女まどか☆マギカ」の第3話だった。
ここでは、あまりに唐突すぎて、衝撃的だった展開があったのである。
私はこの時、「このまどか☆マギカっていうアニメは、他の萌えアニメとは違うんじゃないか?」と思ったのである。
絵は「ひだまりスケッチ」という高校美術科を舞台にした日常系アニメと同じだと分かっていたので、
「なるほど、この絵のタッチでほのぼので萌え萌えなアニメですよ〜ってオタクを釣り上げる作戦か。割とありがちだな」と思ったのである。
しかし、次に脚本家の名前を見た時に、「このアニメは、大変な作品になるぞ」と思ったのである。
ここからほんの少し昔—私はいわゆる18禁のパソコンゲームに関心があった。
色々な会社のページを調べては、どんな作品なんだろうと想像したものであった。
そんな中、私はひとつ気を引くものを見つけた。
事故の影響ですべてのものがおぞましい肉塊のように見える医大の学生が、普通の人間に見える一人の少女に惹かれる。
そういう話のゲームなのであるが、この「グロいけど、純愛」をえがいたゲームに私は強く興味を持った。
そして、このようなゲームの話を考える才能の持ち主の名前を、頭の片隅に置いたのである。
そのゲームのシナリオを書いた人こそが、まどかマギカの脚本担当だったのである。
「日常系アニメの画風に、あのエロゲーのシナリオライターだと......一体どんなおぞましいアニメになるんだ?」
かくして私はこのまどかマギカというアニメが、少しずつ気になりだしたのである。
ただ、流石に大学受験がある。
私はその準備のために、ひとまずまどかマギカのことを忘れ、勉強に打ち込んだ。
結果、現在通っている大学のみ合格し、そこへの入学を決断したのだが、
その後はまどかマギカのことをあまり思い出さなくなっていた。
しかし、とある出来事をきっかけにして、私はまどかマギカへの興味を強く持ってしまうのである...。
いかん、長くなりそうである。普通に書くとどこまでもキーボードが止まらないと思うので、今回はここで留めておく。
私が最後まで書き切った頃には、きっと「もうまどかマギカの話はうんざりだよ!」って思われるかもしれない。
でも、好きなんだから仕方が無い。
単なる個人ブログのご愛嬌として受け止めて下さったら幸いである。
ちなみに、私はアニメオタクではないです。