Field of Ideas

ルービックキューブの日本大会で2度(2007年、2012年)チャンピオンになったことくらいがとりえの、社会の歯車によるブログ。

ダイエッターGUNJI(私の減量記録)

運動は特にしていない。

激しい運動は体がついていかない。

しかし、ごはんはいっぱい食べる。

そんな人間である私は、油断するとすぐ太るのだ。

 

身長178cmに対し、MAX体重は高2の頃に記録した76kg。これである程度の筋肉があるのならいい。

私は特別な筋力トレーニングをしている訳ではないので、体脂肪率が25%くらいをマークするのだ。

 

 

小3の頃に水泳を習った効果で食欲が増し、3ヶ月で5kgも増えたことすらある。

小学校を卒業した頃の私は、身長155cmに対し、体重52kg。

入学時が120cmの20kgであるから、実にどちらも30ずつ増えていった計算になる。

体脂肪率は定かではないが、小6の頃の私を写真で見ると「これ、本当にオレ?」と思ってしまうくらい膨れ上がっているのである。

 

かつて、「私、脱いでもすごいんです」というエステのキャッチコピーがあった。

もちろんエステなので「マッサージをしてもらったり、ローションを塗ったおかげで、美しいからだを保持しているんです!」という意味合いであろうが、

これを私が使ったら、完全にマイナスな意味となる。

簡単に言うと、おっさんみたいなだらしねぇ体型なのである。

 

運動が継続できぬ私にとって、もしかしたら今の体型がベストなのかもしれないが、

それでも体が重かったり、贅肉がぷるぷるしてしまうのは鬱陶しいものである。

まずは、余計な肉を落としたい。身軽な体を手に入れたい—。

私はそう思うのである。

 

 

2012年12月初頭、私はまず以前買った唯一のダイエット本「いつまでもデブと思うなよ(岡田斗司夫著・新潮社)」を読んだ。

 

当時高校1年生だった私がこの本を買ったのは、なによりも著者の成果に興味を持ったからである。

私はほんのちょっとオタク趣味に興味があった(だが、アニメオタクではない)ので、岡田斗司夫がどんな人なのかは当時既に知っていた。

大ヒットしたアニメ「エヴァンゲリオン」を生んだガイナックスの初代社長(なおエヴァを製作する前に退職)であり、オタク評論家として活動する知識人。

そして、体重が100kgオーバーのデブ。

私は岡田氏に対してこのような認識を持っていた。

しかし、この本の帯を見て、非常に驚いたのだ。

それまでは体重が100kgをゆうに超えていた男が、なんと67kgにまで痩せているのだ!

ピーク時が117kgだったそうだから、実に50kgもの体重を減らしたことになる。

これには流石の私も驚いた。

「こんなすさまじいデブが、こんなにも痩せることが出来るなんて。一体なにをしたんだ?」

私はそこに興味を持ち、すかさず本をレジへ持っていったのであった。

 

そんな運命的な出会いをした本であるから、5年ものあいだずーっと手元に取っておいたのだ。

その本が真価を発揮するときが、5年の歳月を経てようやくやってきたのである。

痩せたいと思った私と、痩せるための方法が書かれている本。

ここでようやく需要と供給が合致したのである。

 

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(3/16の晩ご飯。アボカドサラダうどん。以前の料理で余ったレタスとトマトを消費するために用意。アボカド、おいしいよね)

 

さて、この本に書かれているダイエット法は、「レコーディングダイエット」である。

簡単に説明すると、食べたものと体重を記録していく「だけ」のダイエット法だ。

この本ではさらに、体重を継続して減らしていくための「段階」にも分けられている。

「この時期にはこのようなことをすると良い」というようなことが、丁寧に書かれているのだ。

これには私も勇気づけられた。

「食べたものを記録するだけで、しかも時期別に注意することがあるのならば、大食いのオレでもそこそこは減らせるんじゃないか?」

私は早速やってみることにした。

 

メモによると、12/11時点で、73.0kg・体脂肪率23.6%。

なおその前日には74.2kgを記録していたが、体脂肪率がメモされていないのであくまで参考記録とする。

私はここから食べたものをメモして行き、「何を食ったら太るか」というものの傾向をつかむことにした。

 

現在の体重は68.5kg・体脂肪率21.6%。

ちなみに焼きそばUFOと煮魚を食べた後なので、体重はもうすこし減る計算になる。

意外と減っていたというのが私の感想である。3ヶ月でピークから-5.7kg。

特に激しい運動をしていたわけではない。レコーディングさまさまである。

 

食べたものを記録した結果気がついたのは、私は高カロリーのものをあまり食べていないということだ。

基本的には、ごはんは茶碗2杯程度を摂取し、野菜や脂身の少ない肉を食べる。

油は健康に気を使い、オリーブオイルとごま油を中心に摂取。

これでむしろなぜ以前は太っていたのだろうと思った。

 

だが、私はひとつの事実に気がついた。

レコーディングする前の私は「炭水化物の取り過ぎ」だったのだ。

たとえば、麺類は2人前を食らわなきゃ気が済まなかった。

ラーメン二郎に行く時も、いつも大豚入り野菜マシ。

その上で、お菓子をぱりぱり食べる。

そりゃあ、太って当然である。

 

それを改善するために、麺はきちんと計って一人前を食べるようにし、ラーメン二郎は小ラーメンを頼むようにした。

そのような心がけを行っただけで、3ヶ月5.7kg減。なかなかの成果ではなかろうか。

 

 

今後はもう少し体脂肪を減らし、身軽な体を得ることを目指している。

目標体重は、65kg。もう4年近くこの数字を下回っていないが、まずはこの体重まで到達できるように精進したい所存である。

もっとも、今後は食うものに困る可能性が大なので、油断するとこれ以下になってしまいそうではあるのだが......その心配は減量が続いた後にしよう。

今後もダイエッターGUNJIの応援を、陰ながらで良いので、応援してくださったら幸いである。

 

 

ちなみに目標はミスターSASUKEの山田勝己みたいな肉体を得る事です。

 

 

「のぼり棒ものぼれなかった運動音痴がそんな体になってどうするんだ?」

 

 

......はい。

 

 

※この文章はステルスマーケティングによるものでも何でもありません。むしろ何かください。

※ちなみに今回、過去最高の文字数を記録してしまいました。一体どこまで長くなるんだ......?