Field of Ideas

ルービックキューブの日本大会で2度(2007年、2012年)チャンピオンになったことくらいがとりえの、社会の歯車によるブログ。

魔法少女まどか☆マギカと私(4)/「マツコ&有吉の怒り新党」が面白い(1)

さて、1~2巻を借りて「続きも観てみようか」と思った私は(昨日の続きです)、

見終えて1週間たたないうちに3~4巻を借りた。

5話に関する感想は、とくにない。ある意味、この回は私にとって説明のための中だるみであるという印象でしかない。

戦闘シーンが良い、という人がいるかもしれないが、新しい要素があるわけでも無く、あまり引き込まれるようなことは無かった。

ところが、連続して6話を観て、私は少しばかり驚いたのである。

物語世界における魔法少女の残酷な秘密が、この回でひとつ明かされたのだ。

 

 

そしてここから、物語はSF的なものと化する。

私はこの歳になるまでSFものを「なんだかとっつきにくいもの」としてほとんど読まなかったのだが、

この作品をきっかけに色々SFに手を出しつつあるのだが...それはまた別の話。

 

 

続いて7話を観た。この時既に私は、このまどかマギカというアニメの続きが気になって仕方が無かった。オチを知っているにもかかわらず、だ。

作品世界に吸い込まれるようにしてのめり込んで行く...。

 

 

と、ここまで書いたはいいのだが、この続きを書こうとするも詰まってしまった。

なにしろ、このアニメは話が進んでゆくにつれて、様々な謎が氷塊してゆくのだ。

「普通じゃないか」と言われるかもしれないが、私がこのアニメを見終えたときの感動を伝えるには、そのようなことを事細かく書かなければいけないのだ。

それじゃあ、ネタバレになりかねない。

本放送から2年が経った今、もうネタバレなんて気にする人間はそうそういないと思うが、

なにしろ、掲示板のまとめブログのような体裁をとらない、ごく一般的なブログだ。

ここから先は自重しておくことにする。

 

ただ、8話を観た後にどうしても続きが気になって、すぐさまGEOに向かって5~6巻を借りに行き、

私の中に抱き続けていた「魔法少女まどか☆マギカ」の謎を全て解決させたのであった。

この時の充足感たるや、今まで経験したことの無いものであった。

久しぶりにいいものを観た。日本のアニメはまだまだ終わっていない—そう思ったのだった。

 

 

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(3/13の晩ご飯。豚バラともやしの炒め&サラダ。サラダのドレッシングはシンプルにオリーブオイルと塩。)

 

一旦まどか☆マギカの話を止めて(え、続くの?というツッコミは無しで)、ここ最近私が一番観ていると言っても過言ではないテレビ番組について、少し書きたいと思う。

テレビ朝日「マツコ&有吉の怒り新党」である。

数多くの人気番組を放送していたネオバラ枠の番組であるから皆ご存じであろうが、

一応説明すると、視聴者(国民と呼ばれる)の投稿した「怒り」を元に、

幹事長のマツコ・デラックス政調会長の有吉弘行が新しいマニフェストを考案する...という建前で好き勝手にトークする番組なのである。

これが非常に面白くて、私はオンタイムで観た後に、録画で最低3回は観る。

単なるトークショーの視聴になぜそんなに回数をかけるのかと言うと、私の中で非常におもしろく観られるポイントがいくつかあるからである。

 

まず、トークの展開である。

この番組のトークは、いつどこでどのように転ぶか、予想がつかない。

まるでミステリーを観ているような気分になるのだ。

もちろん、有吉とマツコといえばいわゆる毒舌キャラであるため、「この話題にはこういう風に返すのだろうな」という予測は立てられるのだが、

これがしばしば裏切られるのだ。

また、マツコと有吉の間で意見が対立することもままある。

この流れになったとき、私はいったいどちらに転ぶのかと思いわくわくするのだ。

 

そして、このトークで存在感を出しているのが、「総裁秘書」である夏目三久だ(ちなみに総裁は番組プロデューサーのことを指す)。

氏はわずか4年のキャリアで日本テレビを退職した「元アナウンサー」。

退社後に初めてレギュラー出演した番組がこの「怒り新党」であるのだ。

「秘書」というだけあって、普段は番組の進行に勤めているのだが、

時として二人の意見に怯まず、悠然としていながらも強かに応戦するのだ。

単なる聞き役・進行役にとどまらぬ存在感を発揮しているのである。

4月から古巣日テレの報道番組レギュラーが決まっているそうだが、この番組で夏目氏に注目しはじめた私にとって、たいへん楽しみなことである。

 

 

おっと、今回もA4用紙3枚を越えそうだ。というわけで、「怒り新党」についても「つづく」とさせていただく。

 

「お前のブログは『続く』も多いなあ。そんなに書きたいことがあるのか」

 

まあ、ね。

それに、投稿する話題を分けた方が毎日更新できるものなのだ。